5月11日に当ブログにて分析を行いましたコンドーテックの2017年3月期決算が発表されました。(少し前になりますが。。。)
FY17決算結果
決算は今期も堅調に推移という結果となりました。
(売上高:0.4%増、営業利益:7.0%増)
これで、コンドーテックは7期連続で最高益更新です。
1年前に公表されていた業績計画から若干下方修正はされましたが、来年以降も堅調な成長が見込まれています。
公共投資や企業設備投資、インバウンド需要も見込んだホテル建設、ネット通販の増加に伴う物流施設建設等が業績を牽引しているようです。
とは言え、こうした国内事業はいずれ冷えていくため、海外事業の拡大が急務です。
コンドーテックの場合は海外事業も積極的に推し進めいてるので、後日公表されるであろう決算説明資料にて、海外事業の進捗状況も確認しておきたいところです。
株価
株価はズルズルと下げていましたが4月中旬から持ち直している状況です。
前述の通り、業績は今後も堅調に伸びていくことが予想されているので、現状の株価で見た場合、自然とPERも低下していきます。
商社でありながら製造機能を有するというユニークなビジネスモデルも魅力的ですし、業績の堅調さも確認できたので、いよいよ以前の予想が現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
最大ケースだと1,777円という試算になりました。
PERは既に競合と同水準まで上がっていますが、EPSが今後も拡大していくことが想定されるため、1,777円はあくまで通過点として考えています。