4月19日に日本半導体製造装置協会が、3月の日本製半導体製造装置BBレシオを発表しました。
BBレシオとは、3カ月移動平均の受注額を同・販売額で割った値です。
同レシオが1を上回ると需要が供給よりも多いことを示しますが、3月が1を上回ったことで、6カ月連続で需要が供給を上回ったことになります。
以前、新報国製鉄の分析を行った際、新報国製鉄の売上高は半導体製造装置の需要に大きく依存すると説明しました。
2015年から需要が下落周期であったことから、ここから上昇周期に入っていくことも予測されます。
従って、新報国製鉄にとってはポジティブと解釈して問題ないと思います。
とは言え、まだまだ株価への折込はされておらず、ずるずると下げている状況です。
「市場が好調だけれども業績にまだ反映されていないことで、株価が上がっていない銘柄」は仕込み先として絶好の銘柄だと思います。