経営コンサルの割安株分析

現役経営コンサルタントが中長期保有を前提に中小型株を中心に分析。自身の専門性や調査・分析範囲(能力)に限界がある中で、様々なバックグラウンドを持つ方々との意見交換を行うことで、割安株への投資を実現することが目的です。

お気入り銘柄の株価変動(6月5日週)

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今週の株価変動

先週末に続伸して引けた日本株でしたが、週明けからテロ等の地政学リスク、英国総選挙やFBI前長官の証言が控える等、リスクオフの材料が続出し、日経平均は2万円台から反落となりました。(最終日の金曜日には盛替えして2万円台で終了) 

この間、為替は大きく円高に動き、為替リスクがない銘柄にまで下落圧力が掛かる展開となりました。

株価の短期的な上下動には何らロジックはなく、ただただ市場参加者の心理が反映されるギャンブルであることを強く再確認した週になりました。

中長期バリュー投資家が、デイトレーダーや高速取引業者に圧倒的な勝利を見せ付ける日が来ることを心から望んで止みません。

 

さて、そんな中で僕のお気に入り銘柄の株価パフォーマンスは以下になります。

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 9銘柄中7銘柄がTOPIXを上回るパフォーマンスでした。

とは言え、別にTOPIXを上回ることではなく、株価の上昇により利益を享受することが唯一絶対の目標ですので、そういう意味ではダイイチ、日本アセットマーケティング、新報国製鉄の3銘柄が合格点のパフォーマンスであったと言えます。

特にダイイチはしっかりとした堅調な値動きです。また、これまで下落を続けていた日本アセットマーケティングが戻してきたことも個人的にポジティブな印象です。

一方、海外情勢の影響を受けやすい澤田HDは3%を超える下落となりました。

年初来の株価変動

続いて年始から株価変動です。

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こちらは先週末から特に動かずダイイチ、平安レイサービス、コンドーテックが牽引しており、ウエストHD、ユニゾHD、日本アセットマーケティングが足を引っ張っている状況です。

但し、ウエストHDを除く2社(ユニゾHD、日本アセットマーケティング)については結構強気なので、問題なく見守っていれば良いかなと思います。

ちなみにウエストHDについては、次回の決算結果(定量・定性)次第では、仮説を再構築する必要もあるかなと思っています。