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経営コンサルの割安株分析

現役経営コンサルタントが中長期保有を前提に中小型株を中心に分析。自身の専門性や調査・分析範囲(能力)に限界がある中で、様々なバックグラウンドを持つ方々との意見交換を行うことで、割安株への投資を実現することが目的です。

タケダ機械(6150)2017年5月期3Q決算

少し前になりますが、以前当ブログで分析を行ったタケダ機械が3Q決算を発表したので、そちらの結果を振り返りたいと思います。

 

以前行いましたタケダ機械の分析はこちらになります。

www.con-invester.com

www.con-invester.com

 

FY17 3Q決算結果

結論から申し上げると、絶好調であったFY16から停滞傾向が見え始めている状況です。

前年同期比は、売上高:-1.0%、営業利益:-40.5%という結果でした。

売上高の減少率はまだしも、営業利益に関してはびっくり仰天レベルです。

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競合比較

市場環境の悪化が原因で、競合も軒並み悪化しているのでは?と都合の良い言い訳を探しましたが、意外とそんなことはなさそうでした。

絵的には、競合にシェアを奪われているとい形でしょうか。

タケダ機械が微減ある中で、各社とも売上が拡大しています。

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特に、下記営業利益の変化を見ると、前年同期は赤字であった競合達が軒並み大幅黒字となっています。(浜井産業除く)

調子が悪かった競合の復活で、競り負けている状況の様です。
営業利益の減少もタケダ機械のみです。

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これまでは競合各社が苦戦する中、タケダ機械の業績は絶好調であり、その背景には高い技術力がある考えていました。

とは言え、競合の復活に押し負けるような形で売上・営業利益が減少してるため、少し様子を見る必要がありそうです。
(四半期報告書でも3Qの減少理由についての言及はないので、判断が難しい状況です)

 

株価推移

株価の状況も芳しくないです。直近2ヶ月で10%ちょっと下落している状況です。

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まぁ2か月は所詮短期ですし、以前の分析通り長期的に成長していく企業だと考えていますが、3Qにて競合に"押し負けていそう"というのが少し気になるところです。

 

4Qで下げ止まるようなら「これまでの業績拡大が急過ぎたため、3Qは調整局面であった」と解釈できますが、4Qでも下げ止まらないのであれば、仮説の再構築が必要になりそうです。