経営コンサルの割安株分析

現役経営コンサルタントが中長期保有を前提に中小型株を中心に分析。自身の専門性や調査・分析範囲(能力)に限界がある中で、様々なバックグラウンドを持つ方々との意見交換を行うことで、割安株への投資を実現することが目的です。

企業分析

相模ゴム工業(5194)企業分析①

今回は、相模ゴム工業(5194)の企業分析を行いたいと思います。 企業概要 相模ゴム工業は、神奈川県厚木市に本社をおくコンドームの大手メーカーです。 1933年に日本で最初に天然ゴムラテックス製コンドームの製造・販売を開始したメーカーであり、相模ゴム…

オープンドア(3926)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたオープンドアの分析はこちらになります) www.con-invester.com 競争環境 OTAの乱立により、OTA一括比較するサイトのニーズが高まってきたと前回書きました。 たしかに、「楽天トラベルを見て、じゃらんを見て、どっ…

オープンドア(3926)企業分析①

今回も読者の方からリクエスト頂いた企業について分析を行いたいと思います。 今回分析するのは、オープンドア(3926)です。 企業概要 オープンドアは、CMでお馴染みの旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する企業です。創業は1997年と意外と歴史がある企業…

スクロール(8005)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたスクロールの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 AmazonなどのECプラットフォーマーが圧倒的な力を見せつける中、カタログ媒体や、カタログ媒体の延長として始めたECサイトで戦っているスク…

スクロール(8005)企業分析①

久々の企業分析です。 今回は読者の方からリクエスト頂きましたスクロール(8005)について分析したいと思います。 今回は分析初回なので、まず企業の基本情報から見ていきたいと思います。 企業概要 1939年に縫製加工業で創業した企業です。その後婦人会を…

メディアフラッグ(6067)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたメディアフラッグの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 前回の記事にて、既存のメディアフラッグ事業は成長性および収益性ともに低水準であると述べました。 そうした状況を打開すべく、ど…

メディアフラッグ(6067)企業分析①

今回も読者の方にリクエスト頂きました企業について分析したいと思います。 今回は、メディアフラッグ(6067)です。第一回目ということで、今回はまず企業概要から見ていきたいと思います。 企業概要 メディアフラッグは東証マザーズ上場で、時価総額が42億…

USSはシステムロケーションの競合なのか?

先日システムロケーションの分析を行いました。 www.con-invester.com www.con-invester.com そこでの分析の結論としては、「競合と想定されるUSSとの資本力がちょっとキツいんじゃないか」というものでした。 その中で読者の方から下記コメントを頂きました…

システムロケーション(2480)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたシステムロケーションの分析はこちらになります。) www.con-invester.com 競合比較 オークション市場に関連する事業を展開しているということで、オークション運営の巨人であるUSSの動向を見ながら、システムロケー…

システムロケーション(2480)企業分析①

今回は読者の方にリクエスト頂いたシステムロケーションについて分析したいと思います。 企業概要 システムロケーションはJASDAQ上場で、時価総額は53億円(2018年2月2日時点)。 オートリースやレンタカーなど自動車関連ファイナンス事業者向けの業務支援会…

日本アセットマーケティング(8922)はどこに向かうのか?

日本アセットマーケティングはどこに向かうのか? 株価が長期的に停滞している日本アセットマーケティング。その業績の伸びや高収益性にも関わらず、株価は冴えないまま。 そもそも日本アセットマーケティングはどこに向かっているか。今回は、ドンキホーテ…

ファーストロジック(6037)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたファーストロジックの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 市場の見通し 不動産投資のニーズとしては直近足元を見れば伸び続けている状況です。それは、国をあげての副業煽りの賜物だと思います。 働…

ファーストロジック(6037)企業分析①

今回は最近注目していたファーストロジック(6037)について分析したいと思います。 企業概要 ファーストロジックは2015年にマザーズに、2016年には東証一部に上場し、現在(2018年1月24日時点)の時価総額は115億円となっています。 事業としては不動産投資…

MS&Consulting(6555)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたMS&Consultingの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 競争優位性と課題 ここでは、MS&Consultingの競争優位性と課題について分析したいと思います。 まず、顧客満足度調査。 前回も書きましたが、MS&C…

MS&Consulting(6555)企業分析①

今回は読者の方からリクエスト頂きました、MS&Consultingについて分析したいと思います。 リクエスト頂いた読者の方もガッツリ分析されている感じだったので気が抜けません。 企業概要 MS&Consultingは外食・サービス・小売り向けに顧客満足度覆面調査および…

ぐるなび(2440)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたぐるなびの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 前回も書きましたが、飲食店ポータルサイトの二大巨人の一角であるぐるなびにとって、会員や加盟店を増やしていくという従来型のやり方での成…

ぐるなび(2440)企業分析①

2018年一発目の分析対象はぐるなび(2440)です。昨年末からクックパッドに投資を開始しており、今年は飲食関連を厚めにウォッチしていきたいなと思っております。 企業概要 言わずもがなだと思いますが、ぐるなびは飲食店の情報を集めたポータルサイト「ぐ…

京浜急行電鉄(9006)企業分析③

これまで2回におよび京急の分析を行ってきましたが、今回が最後になります。(過去2回の分析はこちらになります) www.con-invester.com www.con-invester.com 業績おさらい これまで売上規模や利益率について同業他社比較で見てきたので、おさらい的な意味…

京浜急行電鉄(9006)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いました京急の分析はこちらになります) www.con-invester.com セグメント別業績 もう一度京急の事業構成について見ておきましょう。 売上ベースと利益ベースそれぞれで見ると、京急が目指すべき方向が何となく見えてきます…

京浜急行電鉄(9006)企業分析①

さて、今回は大型株である京浜急行電鉄(以下、京急)の企業分析を行いたいと思います。本来であれば僕自身の守備範囲外の規模なのですが、今回読者の方から分析リクエストがあり、且ついつも聞いているVoicyの「ベンチャーニュースで言いたい放題」というチ…

クックパッドのデータビジネス「たべみる」のすごさ

前回のクックパッドの分析記事を読んで頂いた読者の方々から「クックパッドが展開するデータビジネスについてもう少し深く解説すべし!」との有難い問い合わせを頂いたので、今回は改めてクックパッドのデータビジネスについて深掘りしたいと思います。 (ク…

クックパッド(2193)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたクックパッドの分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 クックパッドの戦略志向は①「"料理"への集中」と②「海外展開」でしょう。 ①「"料理"への集中」 これは前回も書きましたが、「お家騒動」にお…

クックパッド(2193)企業分析①

今回はクックパッドについての企業分析を行いたいと思います。 企業概要 クックパッドは東証一部に上場する料理レシピのコミュニティウェブサイトを運営する企業です。時価総額は803億円(2017/11/5時点)です。補足ですが、クックパッドは月次利用者数6,000…

クラウドワークス(3900)企業分析②

さて、前回の続きです。(前回行いましたクラウドワークスの分析はこちらになります) www.con-invester.com 「島国」という参入障壁 前回、競合であるランサーズと比較した場合の競争優位性について言及しました。とは言え、世界に目を向ければこのクラウド…

クラウドワークス(3900)企業分析①

先日、記事に書いたように、株式投資資金の一部を新規領域に投じるという文脈で、今回はクラウドワークスの企業分析を行いたいと思います。 www.con-invester.com 企業概要 クラウドワークスは2014年12月にマザーズに上場し、現在(2017年9月4日時点)の時価…

新興株への投資・分析について

これまでは、設立や上場から一定期間の年月が経過しており、所謂オールドエコノミーを事業領域としている企業群を分析対象としてきました。特に、バリュエーション面で割安であることを重視し、利益がしっかり出ている企業であることが投資する上での必要絶…

遠藤製作所(7841)2017年12月期1Q決算

8月4日に注目していた遠藤製作所の2017年12月期1Q決算の発表がありました。結論としては、投資を見送ることにしました。 一過性の兆しが見えた1Q決算 前年同期比からの落差が激しく売上高が-1.8%、営業利益が-55.9%となりました。 以前、遠藤製作所の分析を…

平安レイサービス(2344)2018年3月期1Q決算

8月7日に平安レイサービスの2018年3月期1Q決算が発表されましたので、その結果を纏めたいと思います。 営業利益は減少も無難な結果 前年同期比で、売上高が+0.2%、営業利益が-9.7%という結果になりました。後ほどセグメント別の業績で詳述しますが、最大セグ…

コンドーテック(7438)2018年度3月期1Q決算

8月8日にコンドーテックの2018年3月期1Q決算があったのでその結果を振り返りたいと思います。 全社業績は増収増益に 前年同期比で売上高は+5.7%、営業利益は+7.4%と増収増益となりました。 輸入商材の仕入原価が上昇する中、新規顧客の開拓や自社製品の販売…

新報国製鉄(5542)2017年12月期2Q決算

8月9日に新報国製鉄の2017年12月期2Q決算の発表がありました。発表前は大きく株価が上昇しましたが、発表後には大幅下落するという何とも刺激的な展開になりました。 営業利益が前年同期+18.9% 売上高が前年同期比+3.8%と微増に留まる中、営業利益が+18.9%と…