企業分析
今回も、読者の方からリクエスト頂きました企業について分析したいと思います。 今回分析するのは、ティビィシィ・スキヤツト(3974)になります。 企業概要 ティビィシィ・スキヤツトは、中小企業向けのビジネスサービスを行う「ティビィシィ」、美容サロン…
さて、前回の続きです。(前回行いましたライトアップの分析はこちらになります) www.con-invester.com 競争優位性 結論を書くと、僕自身はライトアップの競争優位性はないと考えています。 中小企業をネットワーク化し、そこに対して研修などの商材を販売…
さて、今回は読者の方からリクエスト頂きました、ライトアップ(6580)を分析したいと思います。 企業概要 ライトアップは、2002年に元サイバーエージェントのコンテンツ部門メンバーが中心になり設立した会社になります。 そして、創業から16年後の2018年6…
さて、我がポートフォリオ最大構成銘柄であるクックパッド(2193)の2018 年 12 月期第2四半期決算の発表が8月9日にありました。 一夜明けた8月10日の株価は、決算内容が投資家の失望を買う展開となり、前日比▲9.92%という大暴落を招きました。 ※株価グラフ…
今回は、相模ゴム工業(5194)の企業分析を行いたいと思います。 企業概要 相模ゴム工業は、神奈川県厚木市に本社をおくコンドームの大手メーカーです。 1933年に日本で最初に天然ゴムラテックス製コンドームの製造・販売を開始したメーカーであり、相模ゴム…
さて、前回の続きです。(前回行いましたオープンドアの分析はこちらになります) www.con-invester.com 競争環境 OTAの乱立により、OTA一括比較するサイトのニーズが高まってきたと前回書きました。 たしかに、「楽天トラベルを見て、じゃらんを見て、どっ…
今回も読者の方からリクエスト頂いた企業について分析を行いたいと思います。 今回分析するのは、オープンドア(3926)です。 企業概要 オープンドアは、CMでお馴染みの旅行比較サイト「トラベルコ」を運営する企業です。創業は1997年と意外と歴史がある企業…
さて、前回の続きです。(前回行いましたスクロールの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 AmazonなどのECプラットフォーマーが圧倒的な力を見せつける中、カタログ媒体や、カタログ媒体の延長として始めたECサイトで戦っているスク…
久々の企業分析です。 今回は読者の方からリクエスト頂きましたスクロール(8005)について分析したいと思います。 今回は分析初回なので、まず企業の基本情報から見ていきたいと思います。 企業概要 1939年に縫製加工業で創業した企業です。その後婦人会を…
さて、前回の続きです。(前回行いましたメディアフラッグの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 前回の記事にて、既存のメディアフラッグ事業は成長性および収益性ともに低水準であると述べました。 そうした状況を打開すべく、ど…
今回も読者の方にリクエスト頂きました企業について分析したいと思います。 今回は、メディアフラッグ(6067)です。第一回目ということで、今回はまず企業概要から見ていきたいと思います。 企業概要 メディアフラッグは東証マザーズ上場で、時価総額が42億…
先日システムロケーションの分析を行いました。 www.con-invester.com www.con-invester.com そこでの分析の結論としては、「競合と想定されるUSSとの資本力がちょっとキツいんじゃないか」というものでした。 その中で読者の方から下記コメントを頂きました…
さて、前回の続きです。(前回行いましたシステムロケーションの分析はこちらになります。) www.con-invester.com 競合比較 オークション市場に関連する事業を展開しているということで、オークション運営の巨人であるUSSの動向を見ながら、システムロケー…
今回は読者の方にリクエスト頂いたシステムロケーションについて分析したいと思います。 企業概要 システムロケーションはJASDAQ上場で、時価総額は53億円(2018年2月2日時点)。 オートリースやレンタカーなど自動車関連ファイナンス事業者向けの業務支援会…
日本アセットマーケティングはどこに向かうのか? 株価が長期的に停滞している日本アセットマーケティング。その業績の伸びや高収益性にも関わらず、株価は冴えないまま。 そもそも日本アセットマーケティングはどこに向かっているか。今回は、ドンキホーテ…
さて、前回の続きです。(前回行いましたファーストロジックの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 市場の見通し 不動産投資のニーズとしては直近足元を見れば伸び続けている状況です。それは、国をあげての副業煽りの賜物だと思います。 働…
今回は最近注目していたファーストロジック(6037)について分析したいと思います。 企業概要 ファーストロジックは2015年にマザーズに、2016年には東証一部に上場し、現在(2018年1月24日時点)の時価総額は115億円となっています。 事業としては不動産投資…
さて、前回の続きです。(前回行いましたMS&Consultingの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 競争優位性と課題 ここでは、MS&Consultingの競争優位性と課題について分析したいと思います。 まず、顧客満足度調査。 前回も書きましたが、MS&C…
今回は読者の方からリクエスト頂きました、MS&Consultingについて分析したいと思います。 リクエスト頂いた読者の方もガッツリ分析されている感じだったので気が抜けません。 企業概要 MS&Consultingは外食・サービス・小売り向けに顧客満足度覆面調査および…
さて、前回の続きです。(前回行いましたぐるなびの企業分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 前回も書きましたが、飲食店ポータルサイトの二大巨人の一角であるぐるなびにとって、会員や加盟店を増やしていくという従来型のやり方での成…
2018年一発目の分析対象はぐるなび(2440)です。昨年末からクックパッドに投資を開始しており、今年は飲食関連を厚めにウォッチしていきたいなと思っております。 企業概要 言わずもがなだと思いますが、ぐるなびは飲食店の情報を集めたポータルサイト「ぐ…
これまで2回におよび京急の分析を行ってきましたが、今回が最後になります。(過去2回の分析はこちらになります) www.con-invester.com www.con-invester.com 業績おさらい これまで売上規模や利益率について同業他社比較で見てきたので、おさらい的な意味…
さて、前回の続きです。(前回行いました京急の分析はこちらになります) www.con-invester.com セグメント別業績 もう一度京急の事業構成について見ておきましょう。 売上ベースと利益ベースそれぞれで見ると、京急が目指すべき方向が何となく見えてきます…
さて、今回は大型株である京浜急行電鉄(以下、京急)の企業分析を行いたいと思います。本来であれば僕自身の守備範囲外の規模なのですが、今回読者の方から分析リクエストがあり、且ついつも聞いているVoicyの「ベンチャーニュースで言いたい放題」というチ…
前回のクックパッドの分析記事を読んで頂いた読者の方々から「クックパッドが展開するデータビジネスについてもう少し深く解説すべし!」との有難い問い合わせを頂いたので、今回は改めてクックパッドのデータビジネスについて深掘りしたいと思います。 (ク…
さて、前回の続きです。(前回行いましたクックパッドの分析はこちらになります) www.con-invester.com 戦略志向 クックパッドの戦略志向は①「"料理"への集中」と②「海外展開」でしょう。 ①「"料理"への集中」 これは前回も書きましたが、「お家騒動」にお…
今回はクックパッドについての企業分析を行いたいと思います。 企業概要 クックパッドは東証一部に上場する料理レシピのコミュニティウェブサイトを運営する企業です。時価総額は803億円(2017/11/5時点)です。補足ですが、クックパッドは月次利用者数6,000…
さて、前回の続きです。(前回行いましたクラウドワークスの分析はこちらになります) www.con-invester.com 「島国」という参入障壁 前回、競合であるランサーズと比較した場合の競争優位性について言及しました。とは言え、世界に目を向ければこのクラウド…
先日、記事に書いたように、株式投資資金の一部を新規領域に投じるという文脈で、今回はクラウドワークスの企業分析を行いたいと思います。 www.con-invester.com 企業概要 クラウドワークスは2014年12月にマザーズに上場し、現在(2017年9月4日時点)の時価…
これまでは、設立や上場から一定期間の年月が経過しており、所謂オールドエコノミーを事業領域としている企業群を分析対象としてきました。特に、バリュエーション面で割安であることを重視し、利益がしっかり出ている企業であることが投資する上での必要絶…